
***
イベントの幕開けとして、青木チエよりご挨拶を申し上げました。
「チャリティは“義務”ではなく、“楽しさの延長に自然と生まれるもの”だと思っています。本日はどうぞ、思いきり楽しみながら、この場を温かく育てていただければ嬉しいです」
会場のあちこちには募金箱を設置し、より気軽に寄付ができるような会場づくりをしました。

恒例の「ガーターをした人のための募金箱」も用意
「ドナルド・マクドナルド・ハウス」の活動紹介
続いて、カーネーションズが長年にわたり支援を続けている「ドナルド・マクドナルド・ハウス」の取り組みをご紹介。
古舘美紀がその概要をご説明したのち、「ドナルド・マクドナルド・ハウス せたがや(以下、せたがやハウス)」のハウスマネージャーの大野一美様より、現場の声を語っていただきました。
・病気と向き合う子どもに付き添うご家族の“第二のわが家”
・1泊1,000円で滞在できる独立した民間支援施設であること
・日本では2001年にせたがやハウスが誕生し、現在は12ハウスに拡大
・せたがやハウスは年間85%以上の高い稼働率で、昨年は120家族を受け入れられなかったという現状
・来年、施設の大規模修繕に向けて募金委員会を立ち上げたこと
静かに、しかし確かに胸に届くお話に、参加者の皆さまが真剣に耳を傾けておられました。


▼「せたがやハウスの大規模回収のための募金」に関する詳細は回収の様子はこちらをご覧ください
笑顔と温かさに満ちたプレイタイム
年代を問わないさまざまな参加者が自然と混ざり合い、どのレーンにも柔らかなコミュニケーションが広がりました。
参加した方からは、
「初めての参加でしたが、ボウリングのチームで一緒になった皆さんが温かく迎えてくださって、すぐに打ち解けることができました」
「ドナルド・マクドナルド・ハウスには子どもの頃から親しみがあり、今日ここで再びつながれたことに深い縁を感じます」
などといった、声が寄せられました。
プレイが進むにつれ、大きな笑い声や拍手が自然と生まれ、賑やかな音がホール全体に広がっていました。





思いの詰まった表彰式
ゲーム終了後は、華やかな雰囲気のなかで表彰式を行いました。
個人賞・チーム賞に加え、今年は「サステナ賞」や「ベストスマイル賞」などの賞も新設。
サステナ賞では、「広島建築祭」のサステナブルグッズが贈られ、環境への関心も共有する時間となりました。
最後は、青木チエによる「じゃんけん大会」で会場がひとつに。ご来場の方から提供いただいたワイン、小田和正さんのスペシャルCD、萬田久子さんのオリジナル・ストールなど、豪華な賞品が色を添えました。




集まったたくさんのお気持ちは、2団体へ寄付させていただきました
当日は、多くの皆さまが温かいお気持ちを寄せてくださいました。
12月5日、集まったお気持ちを以下の団体へ寄付いたしました。
団体①
「公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン」
寄付金額: 20万円
団体②
「特定非営利法人日本小児がん研究グループ(JCCG)」
寄付金額: 30万円
皆さまの多くのご寄付に、心より感謝申し上げます。

ドナルド・マクドナルド・ハウス様からは、寄付くださった方へ特製トートバッグを寄贈していただきました

カーネーションズ結成当時からサポートを続けている「特定非営利法人日本小児がん研究グループ(JCCG)」への寄付のため、今回もレモネードスタンドを開店
最後に
私たちカーネーションズは、
「未来を生きる 子どもたちのために できることを」
という信念のもと、今後も活動を続けてまいります。
次回の活動につきましては、HPにてお知らせいたします。
▼カーネーションズ公式サイト
https://www.teamcarnations.com/
ご多忙のなかご参加くださった皆さま、そして本イベントの開催にご協力いただいた「東京アメリカンクラブ」の皆さまに、心より御礼申し上げます。
支援の輪が穏やかに広がる、あたたかく優しい時間を皆さまと共にできましたことを、大変嬉しく思っております。
来年もまた、この素晴らしいひとときが皆さまとともにありますように。
引き続き、カーネーションズをどうぞよろしくお願い申し上げます。

photo & text by Azusa Yamamoto
